こんにちは、金沢座のMOKOです。今回は初夏に出回る加賀太きゅうりを使ったお料理をご紹介いたします
加賀太きゅうり
もともとは昭和の初め頃、農家の米林利雄氏が東北の短太きゅうりのたねを譲り受けて栽培をしたのが始まりだそうです。初めの頃はウリに近く、三角形で黄色をしていたそうです。昭和27年頃に丸く太く、色は濃緑色となってきて、今のような形になったとのことです。
4月上旬~11月下旬頃まで出回る加賀太きゅうり。産地は金沢市打木町、かほく市で、地元はもちろん、東京や大阪にも出荷されています。
スーパーではこのキュウリが山積みにされていて、高いものだと300円位、安売りをしていると一本100円位で出ています。立派なものは1㎏位あるので、うっかり何本も買えません!
選び方は太さが均一で、しっかりと重みがあるものを選びましょう。日持ちがするので、冷蔵庫で何週間かほったらかしにして忘れてしまっていても大丈夫な、主婦にとっては心強い野菜です(笑)
加賀太きゅうりのそぼろあんかけ
準備するもの
・加賀太きゅうり
・鶏の挽肉
・ショウガ
・小葱
・調味料など
こちらの太きゅうりには黄色のロゴシールが張られています。こちらは加賀野菜の中でも良いものに付けられていて、加賀野菜をアピールしています。もし、金沢の街中で野菜を見る機会があったら、ぜひ探してみてください。
1.キュウリの下準備
キュウリは綺麗に洗って皮をむきます。縦半分に包丁を入れて、中の種をスプーンなどでくりぬきます。4~5cmほどの厚さに切ります。
2.きゅうりを煮る
沸騰した湯に入れて5分程度茹でて水にとり、洗います。
3.出汁で煮る
水2カップ、鶏ガラスープ小匙1、かつお節10g(お茶パックなどに入れる)、みりん、薄口醤油、各小匙1、塩小匙1/3を鍋に入れ、太きゅうりを煮ていきます。きゅうりに火が通れば、取り出して、器に盛りつけます。
4.そぼろあんを作る
残りの煮汁に薄口醤油大匙1を入れ、味を調え、鶏ひき肉を入れてほぐします。ショウガの絞り汁を入れて火にかけながら灰汁を取ります。肉に火が通ったら水溶き片栗粉でとろみをつけます。
5.盛り付け
先に盛り付けていたキュウリの上にそぼろあんをかけます。飾りに小葱をちらします。
歯ごたえがしっかりとあって、食べ応え抜群です。夏にぴったりの美味しいレシピです。今回は温かいままで頂きましたが、冷蔵庫に入れて冷やして食べてもとっても美味しいレシピです。
参考
・青木クッキングスクール
http://aokicooking.com/
・いいね金沢加賀野菜
http://www.kanazawa-kagayasai.com/