こんにちは、金沢座 座長のミタです。
大雪に見舞わられた金沢。50cmを超える積雪は7年ぶりだそうです。
僕が小さい頃はこれぐらいの雪はザラにあったのですが、最近は本当に珍しくなってしまいました。
兼六園のイメージ写真だと、兼六園の冬の様子をよく見るのですが、実際にあの光景を見られるのはかなり稀です。去年なんて、数cmぐらい積雪があったかなぁというレベルでしたので、たぶん去年金沢観光に来られた方は見ることができなかった景色でしょう。
まだ1月とは言え、今後これぐらいの雪が降るかどうかわからなかったので、兼六園に遊びに行ってきました。ちなみに、石川県民であれば土日無料で入ることができるのでお得です!
入り口
正面の入り口はやや上り坂です。スニーカーだと雪の日は滑って怖いかもしれませんね。ヒールで登っている女性の方もいて、見ているこちらがドキドキしてしまいました。
桂の木
どれを指しているのかよく分からず・・・。雪で覆われてしまっています。
唐崎松
角度をかえて撮影。よく見ると、もう池についてしまいそうです。
眺望台
雪がつもりすぎてしまって、景色が半分ほど見えません(笑)
旭松
見事な桜の木は、雪化粧で冬でも躍動感いっぱいです。
徽軫灯籠(ことじとうろう)
凍った霞ヶ池をバックにした、徽軫灯籠。よくある冬の兼六園のイメージショットに近いものだと思います。ただイメージショットの角度だけあって、見事!
霞ヶ池の前の小川には、こんなに寒いのカモが。保護色で見えにくいですけど、かわいい。
雁行橋(がんこうばし)
石が1枚1枚積み重なってできているこの橋も、今日ばかりは雪でよく分かりません。
七福神山
石はいずこに・・・。
兼六園菊桜
花はなくとも、草木の世界観は感じられます。見やすいように考え抜かれて、設置されているからでしょうか。
明治紀念之標(めいじきねんのひょう)
ヤマトタケルの像。存在感に圧倒されました。
根上松(ねあがりまつ)
冬の兼六園で、個人的に一番心がうたれたのはこの根上松。本来の見どころであるはずの根っこはあまり見えません。ただ遠目に見た美しさも、近くで見た美しさも別格。
辰巳用水(たつみようすい)
1632年に設置された用水。いろいろと手直しが入っているのかもしれませんが、400年近く経って、こういった大雪でも水が枯れないのはスゴイことだと覆いました。
橋
特に名もない橋。雪の日にこの橋の上を歩くのはドキドキしますね。
梅林
春には見事な梅の景観になるこの場所も、今は白と黒のコントラストのみ。MOKOさんは梅林の景色に一番心踊ったようです。
瓢池(ひさごいけ)
兼六園の作庭の始まりの場所。
噴水
日本最古の噴水。自然の水圧のみで上がっています。池すら凍っていたので、さすがに今日は噴水見られないかなと思っていたのですが、いつもと変わらずゴウゴウと湧き出ていました。日本最古とは思えない力強さを感じます。
編集後記
北陸三県の中では、金沢の積雪は少ない方だと思います。せっかく冬の金沢に来るのであれば、雪が積もった兼六園を見てみたいと思われると思いますが、実はタイミングが合わないと中々見られない貴重な景色です。金沢に雪が積もるのも稀になってきているので・・・。
雪国と言われながらラも雪のない景色は寂しいので、今回の雪でキレイな形式が見られてとても満足です!
ぜひ、金沢で素晴らしい時間をお過ごしください!
兼六園
開園時間:3月1日〜10月15日 7:00〜18:00 / 10月16日〜2月末日 8:00〜17:00 (退園時間)
定休日:なし
入場料:大人(18歳以上)310円 / 小人(6歳〜18歳未満)100円
住所:石川県金沢市兼六町1