座長座長

こんにちは、金沢座 座長のミタです。

「白山比咩神社」の記事も書きましたが、白山さんのすぐ近くにある「金剱宮(きんけんぐう)」。白山さんは県外からも参拝に来られる方がとても多いのですが、金剱宮も知る人ぞ知るパワースポットです。

石川県白山市を代表する白山七社の1つで、金運がアップする日本三大 金運神社の一つと名高い神社です。

金剱宮とは

金剱宮とは、創立が紀元前95年と言われている古社です。創立2100年以上と北陸最古の神社と言われています。

白山市鶴来(つるぎ)の町の中心に位置する神社で、鶴来町の古地名が「劔(つるぎ)」と書くことから、古くは「劔宮・劔神社」と言われていたそうです。近世になってから「金剱宮」と奉称されました。

主祭神は、瓊々杵尊(ににぎのみこと)
配神は、大國主神、大山咋命、日本武命、事代主神、猿田彦神です。

境内は3,634坪と非常に広く、境内神社として、乙劔宮、金毘羅宮、丈六宮、粟島神社、金剱宮恵比須社などがあります。

広告

スタイリッシュな狛犬

境内入ってすぐには、とてもスタイリッシュで野性味あふれる狛犬がいます。

義経腰掛石

源義経が奥州へ逃げる途中に、金剱宮に参拝に来て、手取川をながめたと言われています。

一体どういった気持ちで手取川を眺めていたのでしょうか。先日義経の舟隠し場にも行きましたが、石川県内には数々の義経の軌跡が残っていて、思いを馳せます。

天忍石(あまのしのぶいし)

神様がこの石に降臨したという伝説があります。

義経の腰掛石の近くにあり、もしかしたら義経はこの伝説を聞いて、近くの石に腰掛けたのかもしれませんね。

天の真名井(あめのまない)

こちらも伝説が由来となって名付けられたのかと思っていたのですが、違うようです。

「真名井」とは、清浄な水につけられる敬称のようです。大干ばつのときでも変わらぬ水量を保持してくれることから、真名井の最上位の敬称である「天の真名井」と名付けられたようです。

確かに、上から覗いてみると、下まで透き通っている、とてもきれいな水がたまっていました。

神馬の像

1183年に、源義仲が倶利伽羅谷合戦の大勝を奉謝して、寄進されたそうです。

この今にも動き出しそうな躍動感ある青銅の馬が、今から800年も前のものだとは信じられません。

悠久の杜

こちらは平成元年(1989年)に建てられた新しい石碑です。

2000年の時を経た神社なので、まさに「悠久」と呼ぶにふさわしいですね。

拝殿

拝殿です。敷地の大きさに対して、拝殿はこじんまりとした印象です。

ちなみに、悠久の杜の碑の後ろ側に、なぜか拝殿の方を向いている狛犬もいました。元々ここには何があったのでしょうか。

とても歴史がある狛犬のようで、多くの人がこの横まで近づいて眺めていました。

摂末社:恵比須社

境内神社です。夫婦円満と商売繁盛にご利益があります。天の真名井の後ろにあります。

摂末社:金刀比羅社

崇神天皇を祀っています。

摂末社:丈六社

農業を守る神様を祀っています。

摂末社:粟島社

少彦明神を祀っています。

摂末社:乙劔宮

彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)を祀っています。

拝殿の後ろにある、とても小さい摂末社なのですが、この乙劔宮が金剱宮でもっとも金運のパワーが宿っていると言われています。

金剱宮のお守り

金運アップの神社とも言われる、金剱宮のお守りはこちらです。

・金運御守
・三種の神器御守

金運御守は、金運がかなりいただけそうな金色の御守りです。

三種の神器御守の、三種の神器とは八咫の鏡(やたのかがみ)、草薙の剣(つさなぎのつるぎ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)です。鏡は知恵のもと、剣は勇気のもと、玉は慈悲のもとということです。

僕はこの2つをセットで購入しました。

普通の健康御守りももちろんあります。健康御守は男性用と女性用で別れていて、MOKOさんは女性用を購入しました。

金剱宮へのアクセス

金剱宮に行く場合は、金沢市内からだと約30分ほどで到着します。

僕も頻繁にこちらに行っていますが、ほぼ1本道に近いような簡単な経路なので、カーナビやスマホのナビをセットしておけば、特に迷うことはないと思います。

ただ、看板も急に視界に入ってくるので、看板が見えた!と思ったら、通過してしまうかもしれません。近づいてきたら少しスピードを落として、すぐに境内に入れる心の準備をしておくと良いと思います。

住所:石川県白山市鶴来日詰町

駐車場は、実は第一と第二駐車場の2つがあります。第一は以下のようにかなりのヘアピンカーブをして中に入ります。第二の方は、普通に左折をして入れます。第二の方でも5〜8台ぐらいは停められますし、こちらの方が広々しているので停めやすいと思います。

第二駐車場に停める方が楽だと思います。

引用元:google map

編集後記

金剱宮は、船井総研の創業者、船井幸雄さんが紹介したことで、全国的に有名になりました。ただ、白山比咩神社に比べると、人の数もまばらで、静かな神社であると思います。

金剱宮は日本三大金運神社の一つと言われています。
1つ目は、石川県の金剱宮。
2つ目は、千葉県の安房神社。
3つ目は、山梨県の新屋山神社。

金剱宮は2000年以上の歴史があり、他の2社と比べても遥かに歴史がある神社です。日本三大金運神社と名高い金剱宮に、ぜひご参拝に起こしください。

座長座長

創立が紀元前ということで、ここに来ると、石川県民としてとても思いを馳せます。