金沢出身の歌手 井上あずみさん!ジブリ主題歌担当の実力派!

座長座長

こんにちは、金沢座 座長のスミタです。

ジブリといえば…で思い浮かべることができる作品はたくさんありますね。子供の頃、誰もがその世界観に惹きこまれたものです。そんな中でも“となりのトトロ”や“天空の城ラピュタ”は、今でも語り継がれる名作のひとつといえます。

作品の内容はもちろん、主題歌に魅了された方もいらっしゃるのではないでしょうか。本日は、ジブリの主題歌をいくつも歌われてきた歌手であり、金沢出身の井上あずみさんをご紹介しようと思います。

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井上あずみさんが担当したジブリ作品

あずみさんが担当した作品は、主に下記の3つとなります。

天空の城ラピュタ〜君をのせて〜

1986年に公開され、架空の世界で2人の男女が出会い、冒険するというストーリーとなっています。

少女の名前はシータ。母親からの形見である青い石を狙うものの手によって捕らえられていたが、その者たちから逃れようとしたとき、飛行船から落ちてしまうのです。青い石が光を放ち彼女を包み込む中、その場に居合わせたパズーという少年に救われます。

その青い石は飛行石と呼ばれるもので、ラピュタという伝説のお城で作成されたものだったのです。

作中で二人が唱える「バルス」という呪文の言葉が流行したこともありました。あずみさんが歌う主題歌は、学校の音楽の授業で習うこともあったほどです。それほどの話題作、人気作であったことが分かりますね。

となりのトトロ〜さんぽ・まいご・おかあさんなど〜

トトロという森の主と、二人の姉妹が描く物語。お母さん代わりとして奮闘するサツキと、愛嬌たっぷりの妹メイ、ほんわかした雰囲気のお父さんに療養中の母親という4人家族の前に、突然現れたトトロたち。

不思議な物語なのになぜか涙ぐんでしまうシーンがあったりと、子供の頃を思い出させてくれるような温かい作品となっています。公開は1988年となっていますが、テレビで幾度も再放送され、現代まで愛される作品となっています。

魔女の宅急便〜めぐる季節・魔女のぬくもり・わたしのこころなど〜

実はこの作品、ヤマト運輸がスポンサーとなっているのです。ヤマトといえばクロネコのイメージがあるように、主人公のキキという女の子の相棒もジジという黒猫です。

晴れて魔女としてひとり立ちを迎えることとなる13歳の日。宅急便を開業し奮闘するストーリーには見ていて思わず笑みがこぼれます。主題歌はユーミンこと荒井由実さんが担当されていますが、イメージソングの多くをあずみさんが担当されています。

アイドル歌手から華麗な転身劇

誰もが知っている有名作品を歌う歌手として活躍されていますが、実はもともとはアイドル歌手としてデビューしていたという経歴をもつ井上あずみさん。しかしその当時はアイドルの頂点といわれる82年組が活躍するアイドル全盛期だったこともあり、アイドルとして花開くことはなかったそうです。

同期には武田久美子や森尾由美?!

一年先輩には中森明菜さんや小泉今日子さんがアイドル歌手として活躍されていましたが、同期には武田久美子さんなどがいらっしゃったことから、苦しいデビューとなったようです。

現在では歌手一本で活躍されている方は少ないですが、そんな中でアイドルから華麗な転身を遂げ、日本中の誰もが知る有名作品をいくつも担当する歌手となった井上あずみさん。現在でも年間80回を超えるコンサートを開催しており、親子そろって楽しめると大人気となっています。

母娘で歌手!娘に対する想い

そんなあずみさんには、12歳になる娘さんがいらっしゃいます。2012年から本格的に活動を開始されていますが、なんと3歳のころにはあずみさんのアルバムに参加していたことも。

幼いころから歌う母を見て育ったからか、娘ゆーゆちゃんの夢はずっと歌手になることだったのだそうです。

驚きの度胸と才能

ゆーゆちゃんが歌手としてデビューし、ともにコンサートを回ることになった時、母としては緊張しないか不安に思っていたといいます。まだまだ親にとっては子供といえる年齢の娘が、大勢の前で堂々と歌うことができるのかどうか、不安に思うのは当たり前ですよね。

しかし、そんな母の心配をものともせず、彼女の口から出た言葉には驚かされました。歌を歌っている時は、他のことは何も頭に浮かばず、頭の中が歌詞で埋め尽くされているのだとか。歌を歌うのが楽しいと語る少女の度胸と母譲りの才能に、今後も歌手としての活躍に期待できそうですね。

井上あずみ流子育てのポイント

子供とともに歌の仕事ができることをとても幸せに感じているというあずみさんですが、子育てのポイントについても語っています。

<h3ママの声をたくさん聴かせる

ゆーゆちゃんが幼いころは、常に絵本を読んで聞かせていたそうです。そのおかげもあってか、ゆーゆちゃんが言葉を話すようになる時期はとても早く、小さいころからいろんな言葉でお話することができていたそうです。

世代に関係なく、絵本を読んであげるということは子供にとってとても良い影響を与えるのかもしれませんね。自然と耳に入ってくる心地よいママの声なら、より言葉の意味や物語を理解できるのでしょう。

生まれる直前まで現役だった

育児休暇として体を休ませたのは生まれる2ヵ月ほど前からで、8ヵ月まではコンサートで歌を歌い続けていたといいます。コンサート会場に鳴り響くママの歌声は、きっとお腹の中のゆーゆちゃんに届いたことでしょうね。

安静にすることも大切ですが、いつもママの傍にいるお腹の中にいる時にママの好きなことをし、子供に教えてあげることも大切なのかもしれません。

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井上あずみ所属事務所公式サイト

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以上、石川県出身の有名人シリーズでした!