こんにちは、金沢座の座長です。いしかわ観光特使もしております。
さて、今回は老舗の人気店「志お食堂」さんに伺いました。
創業50年以上の食堂で、オムライスが特に有名なお店です。
志お食堂の外観
千里浜なぎさドライブウェイに遊びにいった帰り道。近くでおいしいお店はないかなと思って探して発見しました志お食堂さん。
見晴らしの良い国道249号線沿いにある一軒家風のお店です。
志お食堂の内観
中にはテーブル席や座敷席もあり、近所の常連のようなおばあさま方がたくさんいらっしゃいました。
志お食堂のメニュー
オムライスが有名なお店ですが、「食堂」ですので様々なメニューがあります。
- オムライス 600円
- ポークソテーオムライス 1000円
- ボルガライス 1000円
- オムカレー 1000円
- 日替わり定食 700円
- うどん・そば 350円
- カレーライス 550円
宝達志水町とオムライスの関係
宝達志水町はオムライスが有名なのですが、そもそもなぜオムライスが有名なのでしょうか。
実は、2011年より宝達志水町では「オムライスの郷」というプロジェクトが始動され、町を興してオムライスに力を入れられているためです。
その経緯が店内のポスターに書かれていました。
何でも、オムライスを日本で初めて作った人が宝達志水町出身のシェフだからだそうです!
その方は北橋茂男さんと言い、大阪で「パンヤの食堂」というお店を開かれていました。そんな1925年のある日、オムレツと白ごはんばかり食べていた常連の方に「いつもと違ったメニューを」と思ったことがきっかけでオムライスというものが誕生しました。
オムライスは家庭料理の定番とも言えると思いますが、誕生してまだ100年(もう100年?)なのですね。
オムライス発祥の地は大阪で、創造主は宝達志水町民(北橋茂男さん)ということです。
志お食堂の日替り定食
オムライスの有名店なのですが、白米好きのMOKOさんは日替わり定食をチョイス!
いや、もっとメニューでも押している一品を選んでよ!ネタにしたいし。
おいしく好きなものを食べる方が良いでしょ!
さて、こちらの日替わり定食ですが700円という良心的な価格です。
それでいて、ご飯、お漬物、お味噌汁、煮物、小鉢、煮魚がついてきます。コスパの良い定食だと思います。
どのおかずもおいしく、もし観光客ではなく近隣の地元民であったなら、こういった良い意味で普通の定食はありがたいなと感じました。
東京だと和定食のレストランなどは多々ありますが、石川県では多くないと思っています。(うどんや唐揚げ定食とかではなく、本当の和定食は)
毎日おしゃれなご飯だと疲れてしまうので、こういうほっこりする食堂が近くにあると本当に良いなぁとしみじみ思いました。
ほっこりランチは骨身にしみます!
志お食堂のポークソテーオムライス
ノーマルのオムライスよりも400円高くなりますが、がっつり食べたいと思い、ポークソテーオムライス(1000円)を注文!
オムライスの横にポークソテーがトッピングされてきます。ポークソテーは白ワインで蒸した豚肉に胡椒を効かせていてシンプルな味付けです。あまり主張が激しすぎず、オムライスを引き立ててくれています。
オムライスといえば、上の玉子がふわふわ系かよく焼き系かで2分されますが、志お食堂はよく焼き系。ふわふわ系も好きなのですが、昔ながらのよく焼き系もまた粋。甲乙つけがたいところですが、こういった老舗店ではよく焼き系の方がお店とマッチしていて乙なものです。
ライスはケチャップライスではなく、醤油風味のしっとりチャーハンのようでした。醤油ベースのライスと玉子、ケチャップがよく絡んで、非常においしい!
しかも驚いたのがけっこう胡椒が効いていたこと。子供用のお子様オムライスでは胡椒が使われておらず優しい味わいなのですが、普通のオムライスはけっこうパンチがありました。見た目は昔ながらの素朴さを醸し出しているので、そこからは想像がつかないパンチ力でした。
中のライスが意外な味わいです
志お食堂のまとめ
1971年開業の志お食堂さん。50年を超える老舗店であり、宝達志水町のおいしいオムライスを提供するお店として名前の上がる実力の持ち主です。
ランチ後は近隣の方たちがお茶を楽しまれているようで、会話に花が咲いていました。3歳の息子をアイドル扱いしてくださり(笑)、食事以外でも楽しませていただきました。
またお邪魔したいお店です!
おなか満腹、こころ満福。ごちそうさまでした。
志お食堂の住所・アクセス
志お食堂の住所・アクセス方法などはこちらです。
店名 | 志お食堂 |
住所 | 石川県羽咋郡宝達志水町敷浪ハ-56-1 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 8時~17時 |
定休日 | 不定休 |
HP | https://www.hodatsushimizu.jp/kanko/kanko/5/rannti/1429.html |
地図 |