こんにちは、金沢座 座長のミタです。
主計町のすぐ横にある神社「久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)」。仕事でよくこの近くを通るので、近くを通りがかったときには参拝に行く神社です。
ひがし茶屋街にいく「ついで」の観光客の方がたま〜にいるかなという神社で、ほぼ地元民しかいません。
泉鏡花生誕の地
この神社のすぐ近くに、金沢を代表する三文豪 泉鏡花の記念館があります。この町は泉鏡花生誕の町ということで、神社の横にはこのような看板が立てかけられています。
ちなみに、松尾芭蕉にもゆかりがあるそうです。
手水舎
ここの神社の手水舎での手洗いは・・・、僕はしたことがありません。水が流れておらず、ためられているタイプなので、少し心配でして。
狛犬
小柄な狛犬が見守っています。
ご利益
御祭神として、素戔嗚命(スサノオノミコト)を祀っています。ご利益としては、一家繁栄家内安全、交通安全、商売繁盛等があります。
たぶんこの神社には、宮司さんは常駐していません。社務所っぽいものも横にあるのですが、あまり人影は見かけません。秋祭りなどの定期的なイベントの時に、お顔を出されているように思います。
本殿から後ろを振り返ると、この景色です。神社の敷地内は、一部駐車場となっています。個人的には駐車場化しているのは少し残念に思うのですが、こういった安定収入があると神社としても安泰でしょうし、なかなか難しいものですね。
保存樹 ケヤキ
本殿を過ぎて、暗がり坂の方に進むと、大きなケヤキに出会います。生き生きとした木で、見ていて気持ちよくなります。
久保市稲荷社
久保市乙剣宮の同じ境内にある神社です。
暗がり坂
久保市稲荷社の横から、暗がり坂に入ることができます。
階段を降りていくと、主計町に到着です。
主計町に入ると、町並みが急に一変しますね。
アクセス
ひがし茶屋街の最寄り駅でもある「橋場町」で降りて、歩いて、久保市乙剣宮に行くのがわかりやすいと思います。本当の最寄り駅は尾張町なのですが、いろいろバス停を覚えるのは大変なので、「橋場町」と覚えておくと良いと思います。
編集後記
ひがし茶屋街のお店の氏神様は宇多須神社ですが、主計町のお店の氏神様は久保市乙剣宮です。通りをまたぐことで氏神様が変わります。
ひがし茶屋街も主計町も、金沢の有名観光地なので、それぞれの氏神様に参拝に行くのも面白いと思います。
金沢をお楽しみください!
神社情報
神社名:久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)
御祭神:素戔嗚命
住所:金沢市下新町6番21号