こんにちは、金沢座の座長です。いしかわ観光特使もしております。
今回は玉泉亭さんにお伺いしました。兼六園よりも歴史がある玉泉園に併設されているレストランです。
玉泉園は、江戸時代中期に作られ、400年の歴史があります。けっこうコンパクトのある庭園で、入場料も700円と兼六園よりも割高なことから、観光客も少ない場所です。
かなざわ玉泉亭のお部屋からの景色
玉泉亭を予約すると、玉泉園を無料で見ることができます。また、食事中も景色を楽しむことができるので、1回に2度おいしいお店だと思います。
夜のコースは、7,000円、9,000円、12,000円の中から選びます。僕たちは7000円のものを今回予約しました。
かなざわ玉泉亭の梅昆布茶
食前に梅昆布茶(梅のお湯だったかも)がでてきました。これからどんな料理が始まるのかとワクワクします。
かなざわ玉泉亭のうすいまめのうぐいす豆腐
おいしいのはもちろんなのですが、お皿と豆腐、お花の対比がとても美しかったです。もちもちしていました。
かなざわ玉泉亭の八寸
新玉ねぎの木の芽味噌、小松菜、フルーツトマトとタコ、あんきも。
木の芽味噌をはじめて食べたのですが、香草のような強い香りがあり、おいしかったです。
かなざわ玉泉亭のお吸い物
アイナメと松露のお吸い物です。
松露とは、松の木の下に映える貴重なきのこのことだそうです。今調べてみたら、本当にレアなきのこなんですね。鮮度が重要で生産量も少ないようです。
こういうのをさらっと出してくる辺りがさすがです。
かなざわ玉泉亭のふぐ
能登のふぐ。ふぐと言えば下関が有名ですが、実は石川県はふぐの漁獲量がトップクラスです。1位になっていた年もあります。
地物のふぐは間違いありません。こりこりとしていて、ぺろっといただきました。これの5倍は平気で食べられます。
かなざわ玉泉亭のお刺身
初鰹とガスエビです。わさびは静岡県産のおろしたてで、風味と甘みを感じさせます。
かなざわ玉泉亭ののどぐろの塩焼き
脂身ののった、上品なお味です。深い緑色のお皿が見た目を際立たせています。
かなざわ玉泉亭のたけのことわかめ
優しいお味の煮物です。木の芽で季節感が添えられてます。
かなざわ玉泉亭の炊き込みご飯
わらび、あつあげ、木の芽の炊き込みご飯。わらびでぬっとりとした粘り気のある炊き込みご飯です。おこわのような感じですが、何杯でも食べられます。
こういった土鍋でテーブルまで持ってきて、テーブルでよそってくれます。2合ぐらい炊いていたはずなので、余った分はおにぎりにして持って帰ることができます。
かなざわ玉泉亭のデザート
手作りマンゴーアイスといちご。マンゴースイーツはけっこう当たりハズレの大きいジャンルだと思うのですが、玉泉亭は当たり前のごとくとてもおいしかったです。
かなざわ玉泉亭のお抹茶と和菓子
追加でモナカと抹茶をいただきました。能登大納言の手作りあんこがめちゃくちゃおいしいモナカです。サクサク食感だったので、提供直前に手詰めしているのでしょうね。
かなざわ玉泉亭のまとめ
玉泉亭、噂通りのお味でした!
県外から来た友人に対して、普段よりも良いお店を紹介したいときは、こちらのお店を勧めることもあります。玉泉園と玉泉亭をWで楽しめるという、アトラクションもあるので、良い思い出になると思うんですよね。
お値段だけ見ると安くはありませんが、満足度を踏まえると、非常にコストパフォーマンスの良いお店でおすすめです。
おなか満腹、こころ満福。ごちそうさまでした。
かなざわ玉泉邸のアクセス・営業時間・駐車場
玉泉邸のアクセス・営業時間・駐車場などについてはこちらです。
店名 | かなざわ玉泉邸 |
住所 | 石川県金沢市小将町8-3 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 11時30分~14時30分/18時00分~22時00分 |
定休日 | 月曜 |
HP | https://www.gyokusen-tei.com/ |
地図 |