こんにちは、金沢座 座長のスミタです。
iPhoneを持っている方なら、一度は“AppBank”というサイトを見たことがあると思います。iPhoneユーザーにとって持っていて損はないアプリなどが紹介されているサイトなのですが、そのサイトを作り出した人物こそ、石川県出身、現在36歳になる宮下泰明さんです。
今回は、宮下泰明さんについて詳しくご紹介していくとともに、彼の人生において数々の転機をもたらした人物、マックスむらいさんとの関係についてもお話していきたいと思います。
宮下泰明さんがAppBankを設立するまで
宮下泰明さんが社長という座に登りつめるまでには、どのような経緯があったのでしょうか。まずは宮下泰明さんという人物についてご紹介していきましょう。
区内一の進学校に進むほど優秀だった
宮下さんは石川県にある七尾高等学校という進学校に合格し、入学されています。旧能登地区において進学校で有名な高校を卒業されていることから、勉学に励む学生時代を過ごしていたことが分かりますね。
大学への進学に向けて、下宿をしていたこともあるそうです。
社会人になってすぐ経験したのは心の病
晴れて大学を卒業した宮下さんは、内定も決まり、いよいよ社会人としてのスタートを切ることになりました。しかし、そこで待っていたのは明るい社会人生活ではなく、心に病を抱えるほどの苦しい体験だったのです。
学校や会社といった集団生活を送る中で、人間関係が心に及ぼす影響はとても大きいものです。心の病を患った宮下さんは、その会社を退社することになります。その後入社した会社でむらいさんと一緒に働くことになるため、結果的に退社するという選択は大きな転機となりました。
マックスむらいさんとの関係とは?
マックスむらいさんと宮下さんが初めて出会ったのは中学生のころだったそうです。学生の頃から、むらいさんは宮下さんが気になる存在であったようですが、宮下さん自身は全く気にも留めていなかったのだとか。
その後は高校も同じ、下宿先も同じと、必ず何かしら接点がある関係が続いていきます。
一時は上司と部下の関係に
そしてむらいさんのいる会社へ入社した宮下さんは、むらいさんの部下として働くことになるのです。お互いのことを尊敬しあえる関係であると語るこの二人の関係には、運命のようなものまで感じてしまいますね。
優秀な上司であったむらいさんの元で仕事を覚えていくものの、その後宮下さんがとった行動には驚かされました。
25歳で単身カナダへ
ワーキングホリデープログラムというものに参加し、単身カナダへと渡った宮下さん。ここでまたむらいさんとは離れることになるのですが、たとえ数年離れていても、二人の絆が切れることはありませんでした。
カナダから帰国した宮下さんを待っていたのは、社長となったむらいさんだったのです。むらいさんが設立した占いコンテンツ関係の会社へ働くこととなり、その後自身の会社となるAppBankを設立することになります。
宮下泰明さんが成功した理由
iPhoneが日本に上陸し、むらいさんとともにiPhoneを手にした宮下さんは、むらいさんの一言で会社設立を目指すようになります。その一言というのが、「iPhoneで商売がしたい」というものでした。
iPhoneで商売をするとなると、考え付くのはアプリを作ることくらいでしょう。でもアプリを作ることができるほどの能力はないとなると、普通の人はそこで諦めてしまうかもしれません。ところが宮下さんが閃いたのは“アプリを紹介する”ということ。
アプリは能力のある他人に作ってもらって、そのアプリをダウンロードしようか迷っている人のために、自らがお金を払ってアプリを使用し、レビューサイトのようなものを作ってしまおうと考えたのです。このひらめき力、発想の転換力こそ、宮下さんが成功した理由のように感じます。
大切なのはお客様の声を無視しないこと
紹介サイトを運営していく中で、見ているお客様側からリクエストを受けることも多々あったそうです。例えそれが自分の興味のないことでも、試しにとそれを実践してみたのだとか。
そうすると読者の反応はとても大きく、売り上げはさらに上昇していく結果となります。リクエストに対して自分ができることを最大限やる、その精神のもと仕事をこなしていく。これこそ、人を対象とした商売を営むうえでもっとも成功の近道になるということを教えてもらえたような気がしますね。
宮下泰明さんの意外な一面
自身のサイトを通じて、意外な素顔も見せている宮下さん。驚いたのは、最近テレビで話題のブルゾンちえみさんのモノマネをしていたことです。
淡々とメイクされ、かつらをかぶせられ、服装までブルゾンちえみさんそっくりに変身させられていく宮下さん。もちろん決めポーズもばっちりです。ブログサイトの運営者の素顔を見る機会は中々ありませんが、逆に堂々とその姿を見せることで、読者側からすると親近感がわいてきますよね。
今後もさらなる事業展開をみせ、AppBankがどんどん成長していくことは容易に想像できますが、そんな中でも今と同じように、読者を楽しませてくれるような宮下さんでいてほしいですね。
以上、石川県出身の有名人シリーズでした!