Perfumeなどをプロデュースする中田ヤスタカさん!世界から支持される魅力とは

こんにちは、金沢座です。

石川県出身の中田ヤスタカさんといえば、真っ先に思い浮かぶのが「perfume」や「きゃりーぱみゅぱみゅ」などのアーティストでしょう。今までにないサウンドと斬新なメロディに魅了される人は日本国内にとどまらず、海外にもファンが多く存在しています。

そんな中田ヤスタカさんはどんな人物なのか、その楽曲制作の秘密や彼の信念について迫りたいと思います。

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中田ヤスタカさんが手掛けてきたアーティスト

やはり、中田ヤスタカさんといえばperfumeやきゃりーぱみゅぱみゅというイメージが強いですよね。しかし彼女たち以外にも、彼の手掛けてきたアーティストは数多く存在するのです。

・三戸なつめ
・椎名林檎
・MINMI
・リアディゾン
・SMAP
・Crystal Kay
・タッキー&翼
・TRF
・E-girls
・JUJU
・米津玄師

他にもたくさんのアーティストへ楽曲提供を行っていますが、これだけでも彼の音楽がどれほどのアーティストから支持されているのかが分かります。特にTRFやSMAPといった、日本を代表するグループのサウンドにも関わっていることには驚かれた方も多いのではないでしょうか。

楽曲提供にこだわる理由とは?

中田ヤスタカさんが音楽に興味を持ち始めたのは10歳の頃といわれています。習っていたピアノを使って作曲し、それを譜面におこしていたというのですから、当時から才能に溢れた少年だったのでしょう。

音楽プロデュースを開始したのは2003年のことで、それまでは「capsule」というユニットで活動していました。perfumeへの音楽プロデュースが最初となっていますが、その後手掛けたきゃりーぱみゅぱみゅさんは、中田ヤスタカがいなければ、自分は歌手としてデビューすることはなかったとおっしゃっています。それほど魅力のある人物だということがわかりますね。

ではなぜ楽曲提供などのソロ活動を始めたのでしょうか。

歌いそうにない人に歌ってもらいたい

自分の作った曲を、絶対歌わないだろうと思うような人に歌ってほしい。という考えがあるようです。中田ヤスタカといえば…で思い浮かぶアーティストたちも、今では彼の楽曲が染みついていますが、もし彼の曲を歌っていなかったら、また違うイメージになっていたかもしれません。

そんなアーティストたちを、自分の色に染めていく力が彼にはあるのではないでしょうか。

作曲家もアーティストである

曲を作る人がアーティストとして認識されないことに違和感をもつようになったのだそうです。作曲家も作詞家も、アーティストであることに変わりはないのですが、自分が作曲、または作詞した曲を自分のものとして世に送り出すためには、歌手に歌ってもらうか、自分自身が歌うか、グループの一員になるのかしか選択肢がないのが現状でした。

そんな現状を打破するため、また新しい形を生み出すために、聞いた人が中田ヤスタカの曲だと分かる曲をいかに作り出していくか。そんな情熱に駆られるという熱い一面を持っている方なのです。

中田ヤスタカさんの4つの信念

中田ヤスタカさんのプロ意識を高めている理由は、4つの信念に秘密が隠されています。

1.曲を作りだめしない

今作りたいもの、今好きなものを作るのがモットー。

2.自分が作るものに妥協はしない

全てにおいて、一から人の力を借りずに自分で作るのが好きだという中田ヤスタカさん。自分が好きじゃないと感じるものは作らない、中途半端に好きなものも作らない、100%好きといえるものを作るという信念を持っています。

3.音楽は聞きたいタイミングでしか聞かない

私たちにとって、音楽は普段どこででも流れている感覚で、聞きたいと感じる時以外にも、さまざまな場所で耳に入ってくるものですよね。

しかし、中田ヤスタカさんは音に対しての集中力が強すぎるため、ながら音楽は苦手で、スマホの着信音すら鳴らさないのだそうです。

4.自分の作った音楽で人が楽しむ顔がみたい

音楽を作るうえで、良いものを完成させたいというよりは、作る過程で聞いた人の顔を想像するのが一番好きだと語っています。どうすればこの曲の良さを分かってもらえるか、どうしたらみんなが聞きたいと思ってくれるか、まるで彼自身を紹介するような感覚なのでしょう。

世界に対する考え方

海外のファンも多い分、やはり今後は海外への進出に力を入れていくのかと思いますよね。しかし、彼にとっては世界へ挑戦する、勝負するという感覚は一切ないのだそうです。

目指すは東京サウンド

中田さんは、自分の楽曲が日本の首都である「東京」を代表する音と思われることを楽しみにしているのだとか。ただ、それは自分だけの力では難しいことも分かっていて、自分と同じことをするような子達がこれから増えていけば、見えてくるものがあると感じているようです。

海外に認められることとCDの売上枚数は関係ない

日本で爆発的にCDが売れたとしても、そのことと比例して世界基準になるわけではない。というのが中田ヤスタカさんの考えです。

自分の作る曲を聴いて、影響を受けてくれる人がどのくらいいるのか。その人たちの中に海外の人がいて、自分の曲を良いと思ってくれるのであれば、世界に通用すると考えていて、それこそが成功だと彼自身は感じているそうです。いかに自分が生み出す音に対して情熱を持っているのか、音楽に対する熱い信念を感じさせる人ですよね。

中田ヤスタカという人物について知れば知るほど、その才能やプロ意識、天才といわれる意味が分かってくるような気がします。これからもたくさんの人を笑顔にし、影響を及ぼすような素敵なサウンドを生み出していってほしいですね。

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