こんにちは、金沢座 座長のミタです。
金沢の自販機やATMはお金をいれたり、カードを入れると、「よー来たねー」とか金沢弁で話しかけてきます。
さて、もつ鍋って無性に食べたくなるときがありますよね。もつって脂身が多いので頻繁に食べたいとは思わないのですが、定期的に脂が食べたいなというバイオリズムに入る時があります。
もつ鍋 龍は、ひがし茶屋街と近江町市場をつなぐメインストリートの1本裏通りにお店を構えています。この裏通りは、伝統的なお店がけっこうあるので、観光客さんも裏通りとは言え、まあまあ通っているかと思います。ただ、夜になると一転!真っ暗なんですよね(笑)伝統的なお店はしまって営業していないですから。そんな中、いきなりお店の看板が電気で照らされている町家が現れるので、とても目立っています。
なので、「あ、もつ鍋食べたいな」と前を通るたびに思うのですが・・・、お店のキャッチコピーに「もつ鍋の本場博多で20年愛された幻の名店が時空を超えて恵比寿で復活!恵比寿・銀座に続きここ金澤に誕生!」と書かれているのを見ると、「いやーついこの前まで恵比寿でご飯食べていたから、あえて金沢に戻ってきてまで恵比寿を思い出したくないなぁ」と思ってしまい、お店に入るのに躊躇していました。
ずっと入るのを敬遠していたのですが、いい加減気になるので恵比寿うんぬんは割り切ってお邪魔させていただくことにしました。
レトロな店内
町家を改装したというだけあって、ノスタルジーな雰囲気の店内です。たぶん町家の柱も取っ払っているのだと思いますが、想像以上に広々とした空間です。
個人的には入りにくいと思っていたのですが、店内には若い女性グループやカップル、ファミリーなど、いろんなジャンルのお客さんがいました。店内の雰囲気も落ち着いているので、普段使いにもデートにも便利なんでしょうね。
メニュー
メニューの一番最初に出ているのは「龍 秘伝のたれ」のもつ鍋。これを2名分注文することにしました。鍋以外の一品料理も充実しています。
でもふと思ったのですが、鍋料理屋さんって鍋で元をとらないと売上げが上がりにくいのではないでしょうか?下手したら鍋だけでお腹いっぱいになってしまう人も少なくはないですよね。そんなことを考え出すと、こちらのお店はかなり良心的なお値段のように思います。
シーザーサラダ
鍋の前に野菜をいただきました。オーソドックスなシーザーサラダです。
明太マヨネーズのたまご焼き
悪くはないのですが、他の料理がおいしかった分、特徴のなさがやや目立っていたかもしれません
もつ辛子味噌焼き
これは、かなりおいしい!味が濃い目で脂も多いので、好き嫌いは分かれるかと思います。MOKOさんのテンションはそこまで上がっていなかったので。ただ、僕には大ヒット。白米があればどんどん食べ進められます。
秘伝のたれのもつ鍋
写真だとあんまりもつがなさそうに見えますが、かなりゴロゴロ入っていました。味も本場博多の味というだけあっておいしいです!においが気になりにくいマイルドにんにくを使用しているので、食後のお口のニオイもそこまで気になりません。
本当は締めでラーメンをいただきたかったのですが、サイドメニューでお腹いっぱいになっていたので、締めまでは注文できず・・・。無念。
編集後記
気になっていたお店に行けてすっきりしました!敬遠していたのがもったいないなと思うぐらい、お店の雰囲気もよく味もおいしかったです。
「もつ鍋」というジャンル上、観光客さんもあんまりいないように思いました。博多で誕生、恵比寿で復活というキャッチコピーだと、少なくとも九州と関東の人はわざわざ金沢では食べないでしょうし。
金沢にはもつ鍋屋さんがあまりないので、今後ふいに食べたくなったときにはまたお邪魔するかと思います。
おなか満腹、こころ満福。ごちそうさまでした。
店舗情報
店名:もつ鍋 龍
定休日:無休
営業時間:月〜土:17:00〜24:00 / 日:17:00〜22:00
住所:石川県金沢市尾張町2-9-10