こんにちは、金沢座のMOKOです。
6月中旬に能登旅行に出掛けて参りました。民宿ふらっとさんにお泊りしたり、マルガージェラートさんで美味しいジェラートを食べたり能登を満喫してきたのですが、翌日は輪島まで足を伸ばして輪島の朝市に行って参りました。
輪島の朝市
日本三大朝市のひとつ、輪島の朝市はなんと平安時代には行われていたという文献があるそうです。歴史が1000年以上ある朝市は日本最古です。現在は朝市通りという360mほどの商店街で毎朝開かれ、200以上のお店が出店しています。主にひものやお野菜、民芸品、輪島塗のお店が多かった印象です。
朝市通り
この日は小雨が降っていたので観光客も少なめでした。雨の中でも露店を開いているおばぁちゃん達。一生懸命がんばっていました。
商店街に実店舗で営業しているところと、おばあちゃんが荷車をで売り物を運んできて出店している露店があります。
おばあちゃん達の前を通る度に、夫にお兄ちゃん、買って~。と声をかけてくるんです。こんな風に営業するおばあちゃんに最初は戸惑いましたが、何だか可愛らしくて最後の方は何だか親近感がわいてしまいました。輪島の朝市はこのおばあちゃん達とのコミュニケーションに価値があります。
お土産会館
団体客の方は、ガイドさんに連れられて、この中に入って行かれました。
朝市のお土産購入の定番スポットのようです。
なぜかいる、駅長さん。この辺りは駅はないので、由来はわかりませんでした。
帆立焼き
ちょっと小腹が空いたので、帆立焼きをぱくり。大振りの帆立がぷりっぷりで美味しかったです。朝市のゆるキャラと一緒に。
ゆるキャラを熱烈に手渡しくださった、おばちゃん。
ちなみに、輪島の朝市は、近江町市場と違って、上には屋根がありません。そのため、食べるときは「とんびに注意」だそうです。事実、とある観光客さんは真上からとんびに急降下されて狙われていました。頭の真上から襲われると、気がついた時にはもう遅いですね・・・。
えがらまんじゅう
金沢にもいがらというまんじゅうがあるのですが、こちら、見るからに美味しそうだったので一つ味見してみました。
餅粉であんこを包んで、さらにその上に黄色いモチ米をまぶして蒸したおまんじゅう。その美味しさにびっくり。金沢の和菓子に慣れている私達にとって輪島にこんなにも美味しい和菓子があるなんてと驚いたのです。お土産にたくさん買い直しました。
布の草履
おばあちゃんが手作りしたカラフルな草履がたくさん売っていました。部屋履きに1つ購入しました。
家で素足でいるよりも気持ちが良いです。そして汚れたら洗えるという便利もの。500円は安いです。
唐辛子
魔除けにしたり、お料理に使える唐辛子のすだれです。輪島の安心食材を安く買えるのは嬉しいです。この他に予備もつけとくね~と10個ほど袋にいれてもらいました。有難いことです。
朝市セット
せっかく輪島の朝市にきたのだから、お魚を買わなくては!という事でひものセットを買う事にしました。朝市セットというのがお得そうだったので、1000円のセットを購入しました。お店のおばちゃんが丁寧に保存の仕方や食べ方を教えてくださいます。おまけもお魚2匹ほどつけてくれたのと、保冷剤と、保冷バックを100円でつけてくれました。
ふぐのしお、しょうゆ、かれい、とびうお、ほっけ、あじです。
次の日のお昼ご飯は干物定食になりました。
干物の鮮度がいいのか、お魚が新鮮なのか、こんなに干物が美味しいと思ったことは初めてでした。8匹も食べきれないと思って義両親にお裾分けしたのですが、余裕で食べられと思います。次回行った時は朝市セットのひものを3セットは購入しようと思います!
近江町市場になれている私達にとって、全く違うものだった輪島の朝市。輪島はおばあちゃん達が主役でした。これが平安時代から続いてきた伝統なんですね、素晴らしいです!
店舗情報
店名:輪島の朝市
営業時間:8:00~12時頃
定休日:第二第四水曜日
住所:石川県輪島市河井町1部115番地
電話:0768-22-7653(AMのみ)
HP:https://asaichi.info/