こんにちは、金沢座 座長のミタです。
石川県の名物・ソウルフードとして名高い「とり野菜みそ」。
以前マツコの知らない世界でも紹介されて知名度が高まったのですが、実は僕たちは食べたことがありませんでした。石川県出身の僕も、実家で出てきた記憶がなく、これでは金沢座としていかん!ということで、今日はとり野菜みそ鍋を作ることにしました。
とり野菜みそとは
石川県の鍋といえば、まつやの「とり野菜みそ」が定番です。僕も食べた記憶がないのですが、母に聞いた所何回かは作ったことがあると言われました。
まつや初代当主の松屋和平は、北前船の廻船問屋を営んでいたそうです。厳しい航海を乗り切るために、船上で栄養価の高い食事をするために考案をしたのが、とり野菜みその元祖となる味噌鍋です。
松屋家の中で伝わってきたこの味噌鍋を、昭和34年に創業をしたときに、商品化して売り出したところ、大好評となり、その人気が今なお続いています。
ちなみに、「とり野菜みそ」の「とり」ですが、鶏肉ではなく、「野菜や栄養を摂る」という意味から来ています。
石川県のスーパーでは、このように味噌コーナーに並んでいます。
原材料を見てみると・・・
米みそ、醸造調味料、佐藤、魚介エキス、チキンオイル、食塩、香辛料などとなっていて、変な添加物などは使われていませんでした。この点だけを見ても、とり野菜みそ鍋はすごくこだわっている鍋の元なんだなと思って、今までの印象が大きく変わりました。
とり野菜みそ鍋の作り方
公式は作り方はこちらです。
- とり野菜みそと水を鍋に入れて溶かします
- そこにお肉、白菜、にんじんを入れて火にかけます
- 肉に火が通ったら完成です。
・・・たったこれだけ!ものすごく簡単!とモコさんも喜んでいました。
1袋200gの味噌が入っていて、1人前が50g使用します。4人前の鍋のもとが278円ならお得ではないでしょうか。
実際に作ってみた
具材を用意
鍋に、出汁を用意
具材を投入
完成!
お味は、、、すごくおいしい!味噌鍋なので、身体がぽかぽかに。寒い冬の季節にぴったりです。旨味成分がすごく出ているので、ただの味噌鍋と違って、深みがあって、どんどんと食べ進めてしまいます。
僕たちは〆ではご飯を入れて、溶き卵を入れて食べたのですが、最後の1滴までおいしくいただけました。
作るのもすごく簡単で、おいしくて、、、主婦の味方ですね。この鍋が支持されるのがよくわかります。今シーズンでもう何回かやると思います。
編集後記
身体からポカポカ温まって、野菜をたくさん摂ることができる「とり野菜みそ鍋」。
amazonからも購入できますので、気になる方は取り寄せてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、1人前は50gなのですが、僕たちにはちょっと濃かったです。40gで良さそうな気がします。薄味好きの人は、標準分量で作らず、あとで足していくスタイルで調整すると良いと思います!
おなか満腹、こころ満福。ごちそうさまでした。