こんにちは、金沢座 座長のすみたです。石川県はアイスの消費量が全国1位です。
こいのぼりは江戸時代に、単語の節句に男児の出世と健康を願って始まったとされる風習です。
鯉の形を模して作ったのぼりを家庭の庭先に飾るのですが・・・、最近はめっきり個人宅では見かけなくなってきました。小さい頃は家で飾ってもらっていましたが、あのこいのぼりって今はどうなったんでしょう。どこか家の奥にしまわれてしまっているのかな。
僕はマンション住まいなので、大きなこいのぼりは飾れません。日本の伝統は次の世代に残していきたいとは思いつつも、自分の生活にあっていない伝統には中々消極的な対応となってしまいます。
さて、そこで今回は散歩中にたまたま見かけた、金沢のちょっとおもしろいこいのぼりをご紹介しようと思います。
梅の橋の下に何かがある!
ひがし茶屋街に向かって歩いていると、梅の橋の下に何かがぶらさがっているのを見かけました。にぎやかな音響も聞こえてきたので、何かイベントをしているのかと思って近づいてみると、こいのぼり・・・!
金沢では、「屋根より高いこいのぼり」ではなく、「橋の真下のこいのぼり」でした。
まるでお祭り!というか、バザー?
梅の橋から音のある方を眺めてみると、川に何かが浮かんでいるのが見えます。
にぎやかな音も聞こえたので近づいていってみると、小学校のバザーのような雰囲気のお店が並んでいました。店員さん?も小中学生ぐらいの学生や親御さんがしていましたし。
ヨーヨーすくいって懐かしいですね!
手作りのこいのぼり
ブラスバンドの演奏も始まります。
対比の美しいこいのぼり
川を泳ぐこいのぼりと空を舞うこいのぼり。2つの対比がとてもきれいです。
そもそも誰が運営しているの?
鯉流しからの帰宅途中に、ちらしを見つけました。問い合わせが「材木公民館」で、主催者に材木町効果少年連盟や児童館などが入っていることからも、近隣知育の小学生・ご両親が主体となっているイベントのようです。
浅野川でこいのぼりを流すという大掛かりなイベントなので、金沢市も絡んでいるのかと思ったらそうじゃないんですね。でも第17回ということは17年もこれをしていたのかと思うと驚き!こういった新しいイベントが生まれるのは良いことだと思いますので、これからも続けていってほしいです。
僕が高校生ぐらいの時に始まったようですね。高校卒業で県外に進学したので、鯉流しのことは全く知りませんでした。でも鯉のぼりイベントにからめているはずなのに、5/5開催でないのはなんでだろう?こどもの日はみんな家でゆっくりしたいのかな?
鯉流し
日時:毎年5月初旬(2017年は5月4日開催)
住所:石川県金沢市橋場町(住所は梅の橋)