こんにちは、金沢座 座長のミタです。
モコさんと一緒に能登旅行に行ってきました。能登旅行では民宿ふらっとさんに泊まらせていただくなど、素敵な思い出を沢山作ることができました。巌門はモコさんが行きたいと言っていた観光スポットなのですが、予想以上に素晴らしい場所でした。
巌門とは
能登金剛の代表的な観光スポットです。海水の侵食により、幅6メートル、高さ15エートル、奥行き60メートルの大きさの穴が空いています。巌門までは洞窟を通って歩いて近くまでいくことも、遊覧船で海から眺めることもできます。
巌門鷹の巣岩
巌門に到着する前に出会う鷹の巣岩。写真右手に見えているのが、それです。
モコさんが巌門に行きたいということだったので、この時点では僕は巌門という存在をよくわかっておらず、『巌門って「巌門鷹の巣岩」のことなんだね』と勘違い。確かに素晴らしい景色だけど、これ以上見るところなくない?!と思ってしまいました。
後ろの売店のおばちゃんに話を聞いて、ようやくここからさらに下る必要があったのかと理解しました。
巌門マップ
鷹の巣岩から、車で5分弱ほど下ると、巌門の無料駐車場が見えてきます。
こちらのマップを見てもらうとわかるのですが、かなり敷地が広く、たぶん2時間ぐらいは楽しめる場所だと思います。
能登金剛神社
駐車場のすぐ横に位置する神社。とても古い神社なのが伝わってきます。旅の安全をお祈りしました。
松本清張碑
松本清張の推理両説「ゼロの焦点」の舞台となった能登金剛。この小説をきっかけに多くの人が訪れるようになったため、昭和36年に建立をしたそうです。
幸せのがんもん橋
巌門を眺められるわけではないのですが、高台にある橋。下を覗き込むとかなり高いです。ですが、高所の恐怖よりも、周りの景色の美しさに引き込まれて、怖いとは1mmも思いませんでした。
巌門洞窟
高台にある幸せのがんもん橋から、海の方に下っていきます。
途中遊覧船が見えてくるのですが、アナウンスで営業をされます(笑)この日は平日だったのですが、遊覧船のお客さんは全然いません。にもかかわらず、2台待機して、たぶん20分?に1回ぐらいのペースで出発をしていました。採算取れているのか不安になります。
ちなみに料金は、大人1,100円、子供550円です。
巌門洞窟へ。中はとても涼しいです。洞窟に入ることなんて全然ないので、それだけでわくわくします。ただ実際はとても短い洞窟なので、思ったほど洞窟探検を楽しめず。
巌門
ついに到着巌門!巌門の横ではカモメも泳いでいました。
こんな大きい穴が空くなんて、自然ってすごいなぁとつくづく思います。巌門はこれだけと言えばこれだけなのですが、なぜかじっくりと時を過ごすことができる場所でした。
不動滝
巌門から上に登る階段脇にある小さな滝。ただこの滝は、1853年、安藤広重の名作「六十余州名所図会」にも登場しています。
編集後記
巌門は、巌門周りにも見どころがたくさんあります。僕たちはお昼前によってしまったので1時間ほどしか滞在できなかったのですが、時間は全然足りず!
売店のおばちゃんも言っていたのですが、日本人は巌門を慌ただしく見て回るのですが、外国人はゆーっくりと時間をかけて見て回るそうです。何もないように見えて、たくさん見るものがあるから、日本人もゆっくりと回ってほしいとのこと。
この場所に来て、この空気を感じてみて、本当にその通りだと思います。たぶん僕たちが今回見て回れたのは、全体の半分ぐらいだと思います。
そう考えると、ここで2〜3時間いるっていうのも全然あっという間だと思います。また遊びに行きたい場所です。
金沢旅行の良い思い出となりますように!
情報
名称:巌門(がんもん)
住所:石川県羽咋郡志賀町富来牛下巌門
HP:http://www.ganmon.jp/